ドラードキャット
アマゾンの巨大なまずです。大きくなると金色に輝くそうです(ドラドとは黄金を意味します)。しかし飼育下では驚くほど成長が遅く、60センチ水槽で終生飼育可能なのではと思ってしまうくらいです(それはさすがに無理であると思いますが)。水槽内ですと60センチ程度まで成長するようです(そのサイズまで育てられるかどうか)。かなりの遊泳力があり、突進してくるため、水槽にぶつかって口の先がつぶれてしまいます。これをなるべく防ぐためには水槽全体に強い水流をつけるようにするといいと思います。飼育してみた限り、流れに逆らって泳ぐ性質があるように思えるからです。しかしそれでも完全に防ぐことは出来ないのではないかと思います。昔とあるショップで流れるプールみたいにぐるぐると群泳する姿を見たことがあります。その当時はまだとても値段が高く、とても手の出せる代物ではありませんでした。
ある程度大きな個体を飼育する場合はガラス水槽は避けましょう。割られてしまう危険があります。丈夫なアクリル水槽を用意しましょう。
飼育から数ヶ月、環境にも馴れ、人にも馴れ、餌をねだるようにもなり、人口飼料も食べるようになりました。相変わらず成長は遅いですが、元気に泳ぎまわっています。
ここで一つ気づいたことがあります。実はこの魚、かなりの大食漢です。同居している1.5倍ほどの体格のゼブラキャットより良く食べます。この魚は神経質なため、ずっと食が細くかったのですが、あるときを境に、非常に良く食べるようになりました。この魚を飼育していて大きくならない場合、食事の量が不足している可能性があるのではないかと思います。